10~20年ほど前からご実家で保管されていた、北海道民芸家具の文机。北民らしい、シンプルで飽きの来ないデザインが特徴的なお品です。かつては、天板にガラス板を乗せてお使いでした。
長らく眠っていたお品ですが、ご実家からお客様のご自宅へ文机を移動したのをきっかけに、これからはご自身で使っていこうと思われたお客さま。しかし、天板上のガラス板を外した際、天板にヒビが入っている事に気付いたそうです。
かつて使用されていた頃のキズや、経年劣化で割れや塗装の劣化が進んだ文机。折角なら綺麗にして使いたいと、MUNIに修理のご相談をいただきました。
塗装直しを経て、北海道民芸らしい深みを取り戻した文机。天板に走っていた割れ傷も、修理を経て美しく蘇りました。
これからはお客さまの元で、文机との暮らしを永く楽しんでいただきたいです。
私たちは、人生を彩る“ものがたりメーカー”です。
家具は使う人によって、唯一無二のものがたりを持ちます。
お客さまが想い出と家具を、大切に、ずっと傍に置いていられるように―
そんな想いで日々家具に向き合っています。
興味を持っていただけたなら、ぜひお店にも遊びに来てください。