動物の骨を用いた象眼細工、『ボーンインレイ』で装飾されたチェスト。マレーシアで1年前に購入された、お気に入りのお品です。
海を渡り、新たな住まいでも使っていこうと思われたお客さま。しかし、引越の際に業者が無理に取っ手を外し、取っ手周辺が破損。他にも、運送中の事故でボーンインレイが欠けてしまいました。
新生活が始まる矢先、壊れてしまったボーンインレイチェスト。なんとか修理出来ないかと修理店を探す中、MUNIに家具修理のご相談をいただきました。
動物の骨で欠けを埋め、象眼特有のきらめきを取り戻したボーンインレイチェスト。壊れた取っ手も修理し、引出が開閉できるようになりました。
新たに迎え、これから想い出を紡いでいくお気に入りの家具。今後もメンテナンスをしながら、末永くお使いいただきたいです。
私たちは、人生を彩る“ものがたりメーカー”です。
家具は使う人によって、唯一無二のものがたりを持ちます。
お客さまが想い出と家具を、大切に、ずっと傍に置いていられるように―
そんな想いで日々家具に向き合っています。
興味を持っていただけたなら、ぜひお店にも遊びに来てください。