20年ほどお使いの、背付きのドレッサーチェア。お客さまが婚礼の際、嫁入り道具として迎えたお品です。擦り切れた座面や背の張地から、永年愛用されてきた様子が窺えます。
最初はお客さま一人で使っていたチェアも、お嬢さまが成長されるにつれ、いつしか母娘一緒に使われるようになったそうです。
かつて嫁入り道具として迎えてから、母娘ふたりの想い出が紡がれてきた、愛着のあるドレッサーチェア。痛んだ背と座を張り替えて今後も使えるようにしたいと、MUNIに修理のご相談をいただきました。
お客さまご自身の嫁入り道具であるものの、お嬢さまにこれから先も使ってほしいと、張地を選ぶ際はお嬢さまがお好きな生地を選んでいただきました。
可愛らしく、華やかな印象となったドレッサーチェア。母娘ふたりで紡いだ想い出と共に、これから先も、末永くお使いいただきたいです。
【これから先も 娘と共に】
私たちは、人生を彩る“ものがたりメーカー”です。
家具は使う人によって、唯一無二のものがたりを持ちます。
お客さまが想い出と家具を、大切に、ずっと傍に置いていられるように―
そんな想いで日々家具に向き合っています。
興味を持っていただけたなら、ぜひお店にも遊びに来てください。